FSKモデム装置

ソフトウェアビジネスとして事例紹介いたします。
レガシー装置に分類されるFSKモデムは、その多くが廃止品となり世の中から無くなりつつあります。
残っている装置もいつ廃止になるかわかりません。
弊社では、レガシー装置の模倣動作をマイコンとインターフェースICにて必要な機能を実現いたします。
実績として既存設備の装置更新に使用されております。

お客様の問題
「上位装置は入れ替えず、端末装置のみデジタル化したい。」
新協電子の実績
「FSKモデムのソフトウェア資産を使用し、FSK－シリアル変換器を作成」
装置としての提供、基板のみでの提供(お客様の装置に搭載)、他多機能として機能追加を行い提供
ソフトウェア技術はそのままにご要望の形にカスタマイズしてお応えいたします。

装置の特長

弊社の実績構成は
DSP(Digital Signal Processor)とモデムIC［CMX865］の組み合わせで実現いたします。
CMX865は電話通信信号としてのDTMFとFSKのコンボICとなります。

概略構成図

※拡張機能はハードウェア設計を伴います。

※お客様にてハードウェアを準備される場合、いくつかの注意事項がありますので、お打ち合わせを必要といたします。

機能仕様

項　　目	詳　　細
通信方式	4線式全二重通信 ハード構成で2線式にも対応可
通信速度	1200bps / 300bps / 75bps
使用周波数帯域	0.3kHz～3.4kHz
変調方式	FSK （Frequency Shift Keying）
対応FSK規格	V.23 1200 bps （Mark:1300Hz/Space：2100Hz） モデムICが保有している規格対応可能 V.23 75 bps （Mark:390Hz/Space：450Hz） V.21 300 bps High band （Mark:1650Hz/Space：1860Hz） V.21 300 bps Low band （Mark:980Hz/Space：1850Hz） Bell 202 1200 bps （Mark:1200Hz/Space：2200Hz） Bell 202 150 bps （Mark:387Hz/Space：487Hz） Bell 103 300 bps High band （Mark:2225Hz/Space：2025Hz） Bell 103 300 bps Low band （Mark:1270Hz/Space：1070Hz）
送信レベル	-2.2dBm　モデムIC ハードウェア構成についてご相談ください
受信レベル	-45dBm以上/-9dBm以下　モデムIC ハードウェア構成についてご相談ください
キャリア検出レベル	-43dBm（ONレベル：-43dBm以上/OFFレベル：-48dBm以下）
端末通信仕様 シリアルI/Fの場合	通信方式：全二重調歩同期式 ボーレート：1200bps / 300bps / 75bps データ数：8/7bit ストップビット：1/2bit パリティビット：無し/奇数/偶数
端末インタフェース シリアルI/Fの場合	RS-232C RS-422 ハードウェア構成についてご相談ください
装置・基板仕様	別途打合せ 最適なカスタマイズをご提案いたします

※デモンストレーション機の貸し出しは、お客様のご要望をお聞きして対応いたします。

　お打ち合わせ後、検証内容に合わせてカスタマイズにてご提供いたしますので、詳細はお問い合わせください。

　詳細は＜こちらから＞お問い合わせください。